PET(ペット)が見落としがちなガン
PET(ペット)検査は、一度で不快感もなく、全身のがんの早期発見や診断に威力を発揮しますが、すべてのがんに有効とはいえません。
決して万能な検査でないことを理解しておく必要があります。
| PET(ペット)検査が得意ながん |
| PET(ペット)検査が苦手とするがん |
それは、まず尿経路の臓器です。使用する薬剤、FDGが尿中に排出されてしまうため、膀胱や腎臓、尿管などにはどうしても薬剤が集まってしまい、その付近のがんは見落としてしまう可能性があります。
また胃がん、原発性の肝がんなども苦手な部位です。
さらに、炎症を起こしている部位や良性腫瘍など、がんではないところもFDGが集積してしまうので、区別が難しい場合があります。
また、薬剤の集積は血糖値に大きく影響されるので、糖尿病の患者さんなどは診断に注意が必要です。
PET(ペット)検査が苦手とする部位でも、遠隔転移や再発診断には有効な場合があります。また、CTやMRIなどその他の画像診断や内視鏡検査などを組み合わせれば効果的です。